この記事の内容
- おすすめのデザイン本5選
- デザイン本を読むべき理由
本日はWebデザイナーを目指すにあたって実際に読んだ中から特におすすめのデザイン本をご紹介します。
最初に何を読むか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
(一部、目指す前から読んでいた本もありますがそこは華麗にスルーしてください)
色々と読んだのでおすすめはたくさんあるのですが、多すぎると逆に悩んでしまうと思うので、厳選した5冊を今回ご紹介したいと思います。
では早速ご紹介していきます!
おすすめのデザイン本5選
non designers design book ノンデザイナーズ・デザインブック
とっても有名な本ですね。
ロングセラーなのでみたことのある方も多いかと思います。
こちらはデザインを体系立てて教えてくれる良書です。
名前の通り「デザイナーではない人向けのデザイン本」なので、初めて読んでもとてもわかりやすいです。
デザインに関する基本的な知識を、名刺やチラシといった身近なものを例に出しながら教えてくれます。
まずは一通り読んでみるのをオススメします。
デザインって感覚的な部分が多いかと思うのですが、普段からなんとなく感じていたこっちのデザインの方がみていて気持ちいいなーというものを法則に基づいて解説してくれているので、読んだ後なんだか腑に落ちた感じがしました。
これらを普段から考えているデザイナーの先輩方、尊敬します。
なるほどデザイン
こちらも最近人気の書籍です。
デザインの基礎やルールの部分を説明してくれる本なのですが、人気の理由は読みやすいこと。
写真やイラストなどを用いているので、サクサク理解することが出来ます。
「デザイン=楽しい」というのがこの本のテーマのようで、タイトルの通り、なるほどなーと思いながら、一気に基礎を学べます。
いままで意識せずにみていた、日常のあらゆるデザインをちょっと立ち止まって、注目したくなる一冊。
こちらを読んだ後に、ポスターをみてみると違った目線で見られてとっても楽しいです。
(ちなみに私は家で保険のチラシを凝縮していたら、家族に保険入るの?と聞かれました。入りません。)
Webデザイン良質見本帳
上記2冊が、デザインの基本を教えてくれる本なのに対して、こちらはWebデザインの実例を教えてくれます。
https://www.sbcr.jp/product/4797389036/
素敵なWEBサイトをまとめたWEBサイトも今は多数あるのですが、なぜそのデザインなのか解説つきで教えてくれるので勉強になります。
配色パターンや、サイトのテーマ(医療系など)でまとめられており、とても分かりやすい構成になっています。
これを一読してWebサイトまとめサイトを見てみると、デザイナーの方の意図が見えてきて面白いです。
色彩検定2級、3級
これは上記とはまた違うものになるのですが、色彩検定の公式テキストです。
私自身、大学生の時に興味があったのと就職活動の足しになればいいなという打算も込みで、2級を取得しているのですが色彩の基本を学ぶにはとても分かりやすかったです。
独学でも2級取得はものすごく難しいというものでもないですし、一度受けてみるのもオススメです。
(私は学生だったので費用を抑えるために単願でしたが、3級との併願も可能です)
センスは知識からはじまる
少し違う角度の本をご紹介します。
こちらはWebデザイナーを目指すよりも前に読んだのですが、「くまモン」や「中川政七商店」のプロデュースを手掛けたことなどで有名なクリエイティブディレクターの水野さんの本です。
センスが良いというのはどういうことなのかについて教えてくれます。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00LIQMVLQ/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
こちらの本で一貫して伝えられているのは、センスは知識であるということ。
センスがないと思うのは、その分野のものに対して触れている時間や量が少ないため。そしていつでも誰でも磨けるということ。
私は以前、商品開発や生産管理の仕事をしていたことがあるのですが、周りの同僚やデザイナーと比べてセンスがないし、自信がないなとよく感じていました。
今思えば言い訳なのですが、生まれつきのセンスってあるもんなとも思っていた時期がありました。(特に私は昔から絵が描けないのでそれもあり)
でもそれは勘違いで、あくまで知識量が少ないから。
私が今まで会った素敵なデザイナーさんはみんな普段から色々なデザインに触れていました。
今はまだデザインに完璧な自信が持てなくても、これからたくさん学んでいけばいいと思わせてくれた本です。
デザイン本を読むべき理由
ここまで私がおすすめの書籍をご紹介したのですが、そもそもなぜ読むべきなのかについての私の考えを少し深掘りしてご説明したいと思います。
それは、デザインを知識として身につけることが出来るということとそれによって自分の中の引き出しが増えるということです。
上でお話しした水野さんの考え方が私にはすごくしっくりきていまして、デザインに関しても知識であると考えています。
突然天からふってきたと表現される閃きであっても、それはあくまで自分の中にあるものがあるタイミングで形づくられたものだと思ってます。
自分の中にないものは思いつかないんです。
もし、こんなの絶対考えたことないよってアイデアでも、それは無意識に街中や周りの人から自分が得た情報が基になっています。
そのため基本はもちろん、他のデザインを学ぶことによってデザインを知識として自分の中に落とし込むことができて、引き出しを増やすことが、私が考えるデザイン本を読むべき理由です。
まだまだ引き出しが少ない私ですが、これから色々なものを目にして増やしていこうと思っています!
以上、今回はおすすめの書籍と、読んだ方が良いと思う理由についてお話ししてみました。
これからWebデザイナーを目指す方、もしくはデザインセンスを向上させたい方は、今回ご紹介した本を一度読んでみるのはいかがでしょうか?
お付き合いありがとうございました!